



『宇宙の子』は、子どもを通して大人が学びを得る本です。
vol.2は、ドイツの哲学者ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)の特集です。
創刊号で触れたシュタイナーに紐づいた考え(シュタイナー教育)には、共感するところが多々ありました。
親として子どもと関わっていく上で、シュタイナーのことがもっと知りたい。
加えて、シュタイナーの考えには、子どもにとってはもちろん、むしろ大人にとって大切なことが多く含まれているように感じたのです。
何よりシュタイナーを知ることで、創刊号で特集した「センス・オブ・ワンダー」について、より深く感じることができる気がしました。
今号はいわば、続センス・オブ・ワンダー特集号ともいえる1冊です。
シュタイナーとの出会いの書として、幼児期の話題を主に、ハウツーよりも、シュタイナーの考え方の本質を感じ取ることに重きを置いた内容にしました。
子どもという存在は、彼に何をもたらしたのか。
彼は世の中に何を伝えたかったのか。
さまざまな角度から眺め、想いを巡らせていきます。
[Contents]
✓BIRTHDAY なのはな園の誕生日会
協力:松浦 園(日本シュタイナー幼児教育協会 代表理事)、撮影:新津保建秀(写真家)
✓SEED 発芽を見守ること
語り:竹村眞一(文化人類学者)、挿絵:生平桜子(画家)
✓COLOR ゲーテの色彩論を巡って
寄稿:志村昌司(アトリエシムラ代表/芸術学校アルスシムラ講師)
✓A BEAUTIFUL THING 子どもが教えてくれた、美しいこと
インタビュー:UA(歌手)
ほか
[Information]
特集:シュタイナー
発売:2022年3月30日
判型:B5
頁数:本文48頁
表紙写真:新津保建秀
表紙刺繍:星 実樹
デザイン:須山悠里
発行人:武山直生